日商簿記3級 ネット試験 合格

 ネット試験で日商簿記3級合格できました!

 勉強を始めてから約1か月半。途中勉強できていない日も10日間くらいありましたが、後半は毎日2~4時間ほどはやってたと思います。合格までにおよそ100時間くらいの勉強時間になるとの情報は知ってましたが、だいたいその通りになりました。

クレアールで学習

 今回、簿記の勉強はクレアールという通信学習を利用しました。通常料金が16,000円くらいのところ、たまたま割引キャンペーンで9,000円台で申し込みできました。ラッキ~!と思ってましたが、6月も割引で10,000円くらいで申し込めるみたいですね…(笑) どうやらいつも割引キャンペーンはやってるみたいですね。

 申し込み後、数日で教材が届きました。中身は以下の通りです。

  • 講義ノート
  • テキストブック&解答用紙
  • 問題集&解答用紙
  • その他資料(学習計画表や学習の手引き、など)

 クレアールの学習はこの教材とオンラインで視聴できる講義で進めていきます。講義は全部で63単元(16章構成)で、1単元あたり平均約40分なので全部で約42時間分あります。思っていたよりボリュームがありましたが、最大2倍速で視聴できます。私はご飯を食べながら倍速で見てたりしました。また、講義ノートはこのオンライン講義に使用されているスライドが全て掲載されているので、こちらにメモしながら視聴すると理解が早まるかもしれません。私はほとんど使わずに聞いているだけでしたが…。

 テキストブックは講義と学習内容の順序は同じですが、説明などは少し違っています。参考書のようなものですね。講義スライドの方がより詳細に説明されていて、テキストブックは要点を絞って記載されている、という感じです。説明と例題とその答え&解説が載っていて、例題は別冊の解答用紙に答えを書けます。

 問題集はテキストブックの例題より少し難易度の高い問題が載っています。こちらも別冊の解答用紙に答えを書けます。

 私の場合はだいたい一つの章毎に講義を聞く→テキストブックで学習→問題集を解く、を繰り返していました。たまに講義の理解を深めるために先にテキストブックで予習しましたが。また、講義であまり理解できなかったところはそこでずっと悩まずに、とりあえず問題を解いてみて解説を見ると納得できたりもするので、テンポよく進めるのがおススメです。問題集の解説講義もあるので、しっかり取り組めば理解できないことはないと思います。

 終盤で例題や問題集の作業量が一気に多くなり少々しんどい時期もありましたが、それを乗り越えれば合格圏内だと思います。全て学習を終えたら本番直前模試なども用意されています。私はネット試験用の模試(全4回)に取り組みました。初めは制限時間60分で解答しきれず、合格ラインの70点ギリギリでしたが、7回ほど練習してペースに慣れて最終的には満点も取れました。今思えば本番より難易度が高かったと思います。ここで練習していけば合格は確実に近くなります。

 また、私は利用しませんでしたが、クレアールは質問を無制限で受け付けてくれます。さらに講義の音声データや各種教材のPDFなどもダウンロードできます。ここまでのバックアップ体制があれば、あとは地道に取り組んでいけばいいだけですね。

ネット試験

 日商簿記は手で解答用紙に書いていくペーパー試験もありますが、3級では年に3回しか実施されません。ですがネット試験であれば実施可能な場所で随時試験を受けることができます

 試験は商工会議所のHPの説明に従って申し込みます。インターネットのみで申し込みができる会場と電話等で直接問い合わせて申し込みができる会場に分かれています。インターネット申し込みだと手数料として550円かかりますが、直接申し込みの会場は平日のみ対応だったり、一度訪問して申込書に記載しないといけなかったりで、結局土日も対応している全国にあるテストセンターにインターネット申し込みしました。受験料2,850円+手数料550円=3,400円でした。

 会場では受付で荷物を預け、メモ用のA4用紙2枚とボールペン、注意事項の用紙と自分の電卓を持ち込みます。試験会場内はパソコンがズラーっと並んでいて、スタッフに座る場所まで案内されました。座って注意事項を読み、ログインして準備ができたら任意のタイミングで試験を開始できました。

 慎重に、でも暗算できるところはパパっと入力して…、制限時間2分残しくらいでなんとか全部解答できた…。手ごたえはまあまあ。制限時間が来て画面が切り替わる。さて、点数は…?

97点

 惜しい!どうやら最初の方で1問間違えたみたい。でも具体的にどこが違ったかとかは結局見れませんでした。少しモヤモヤ…、悔しい!でもまあ、十分勉強したからいいか!

 ネット試験の難しいところは直接問題文や表にメモを書き込めないところ。計算途中の下書きを書きたい項目の近くに書けないので、手元のメモ用紙に何についての金額か、などわかるように書かないと焦ることになります。でも、PC操作に慣れている人であれば手で記入するより早くて疲れないかもしれません。

 また、ネット試験は直接合格証をもらえません。「合格」と点数が書かれた簡潔な紙はその場でプリントアウトしてもらえましたが、万人がイメージするようなそれなりのデザインの合格証はその紙に載ってるQRコードを読み取って自分で印刷することになります。私は勉強した内容を忘れないうちに早く合格したかったのでネットで受けましたが、きちんとした合格証をもらいたいのであれば年3回の統一試験がおススメです。ですが、統一試験では合格発表が即日ではないので要注意。

 前回の記事で書いた「資産」「負債」「収益」「費用」の考え方が主であることは最後まで変わりませんでした。「純資産」という考え方も出てきますが、それまでの考え方を理解していれば難しいことはありません。今回勉強した知識を使って、ガッポガッポ純資産が増えれば…、いいのになぁ~~

 それではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました