岩手県と言えば何を思い浮かべるでしょうか?わんこそば?盛岡冷麺?
否、大谷翔平ですね!(*個人の意見です。)
岩手と言えば大活躍中のメジャーリーガー、大谷翔平選手の出身地。さらには同じくメジャーリーガーの菊池雄星選手や、千葉ロッテの佐々木朗希選手の出身地でもあります。なぜかモンスタークラスの野球選手が生まれる土地なんです。
今回の旅の目的の半分、それは大谷翔平の聖地巡礼でございます!世界で二刀流伝説を歴史に刻み続けている選手が一体どのような土地で育ったのか、大谷選手に縁のあるスポットを巡ってきました。
時系列的には岩手旅行その1とその2の間になります。
なお、聖地巡礼にあたってこちらのブログを参考にさせていただきました。
JR 水沢江刺駅(みずさわえさしえき)
水沢江刺駅は奥州市にあり、奥州市は大谷翔平の生まれ育った土地でもあります(合併前は水沢市)。そんな水沢江刺駅構内の観光案内所 南岩手交流プラザで大谷グッズなどの展示がされており、無料で見ることができます。
エンゼルスのホームゲームで配られたりするボブルヘッド(首振り人形)がありました。ライトセーバーを手にしたジェダイ谷さん、結構カッコいい…!それと、インパクト大の大谷の顔Tシャツもありました(笑)こういうセンス、日本ではなかなか見ないですよね(笑)
少し前までは企画展として、エンゼルスのホームランパフォーマンスで使われている兜と同型の物が展示されていたようです。見たかった…!
大谷さん達の新聞の見開きもたくさんあります。ブラックホールに関する切り抜きもありますね。これは、2017年人類史初めてブラックホールの直接撮影に成功し、2019年にその画像を公開した国際観測プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」で日本チームの代表を務めた本間希樹氏が、国立天文台 水沢VLBI観測所長だからですね。技術的な工夫により視力300万相当の地球規模の仮想望遠鏡でデータを集め、解析して画像化するのに何年もかかったといいます。ブラックホール撮影2例目となる天の川銀河中心の「いて座Aスター」についても貼り出されていますね。今年の9月にはブラックホールから噴き出すジェットを解析したことで、ブラックホールが自転している証拠が得られたと発表されました。ブラックホール関連の情報は機会があればまとめてみたいと思います。
左側中段に何やら白い紙が貼られていますが、どうやら佐々木朗希(出身:大船渡市)と大谷翔平がそれぞれ卒業した小学校の位置する北緯が同じという共通点があるようです(笑)めちゃくちゃマニアックな知識(笑)(笑)
岩手日報の号外など。なんだろう、この見開きすごくいい…!超カッコいい!!特に菊池雄星と対決してる一枚写真とか…!最高すぎる…。
こうして記事を見ると改めて大谷選手は野球界のヒーローなんだな、って思います。見てるだけで胸が熱くなってきます。
奥州市伝統産業会館 南部鉄器館(キューポラの館)
水沢江刺駅西口から徒歩1分ほどの所にある、南部鉄器について見学できる施設。駐車スペースは約5台分ですが、縦列駐車でちょっと狭いです。入館料は200円。ここではとある物が展示されています。
それはこれ!大谷選手の右手実寸大の握手像!南部鉄器の技術を用いて作られたとのことです。もちろん、握手しました。南部鉄器の技術なのか、はたまた大谷さんの元の手のつくりなのか、大きくても威圧感なく柔らかい印象でした。奥州市役所にも握手像があるようですが、閉まっている休日は入れないですし、多少すり減っているようです。そちらも巡礼してみたいですが。
ここにも展示がたくさんあります。ポスター、かっこいいなぁ。
ここにも顔Tシャツある(笑)サイン入りバットにグローブもあります。グローブ、すごいデカいです。他にも魅力的な品々がたくさん…。ファンは必見ですね。
もちろん、南部鉄器もじっくり見学しましたよ!(笑)様々な形や模様、色があって面白かったです。あと、製造過程を表した展示にあった等身大の人形がリアルでビビりました(笑)
ふるさと納税で返礼としてもらえる南部鉄器もあり、きれいで欲しくなりました。鉄器で湯を沸かしたり調理すると鉄分が溶け出すので、使っているだけで鉄分を摂取できます。鉄分、栄養素として重要ですからね。健康のための投資とも考えられますね。
スープカレーハウスしっぽ 花巻本店
大谷翔平が高校時代を過ごした花巻市。故に縁のある場所はいろいろあるのですが、今回は夕食でスープカレーの店を訪ねることにしました。
駐車場は店の横に6台分ほどありますが、スペースは広くないです。近くの大きな商業施設で買い物して徒歩で来るというのもありかと思います。
当時高校生だった大谷さんは「国産和牛スープカレー40辛/グリルドチキン・タマゴトッピング/ライス大」を食べたそうです。牛肉が好きなのかな?タンパク質モリモリでいいですね~。
当然、店に入るまでは同じものを食べようと思ってました。なんですが…、この日、昼食をとれなくてあまりに空腹だったので、コレ頼んじゃいました。
「わんぱくMENU」2,200円。ライス特大。あらゆる具材を詰め込んだ、ワガママさんにうってつけのメニュー。多分、このお店で一番ボリュームがあります。目を引くのがライスの上のグリルドチキンと厚切りグリルドベーコン。これは肉丼か?さらにスープの中にハンバーグまで隠れています。40辛は大谷さんと共通(笑)
まずはライスに手を付けられなかったのでチキンとベーコンに食いついたんですが、とにかくデカい!そして熱いッ!ナイフを使ってライスの上で上手く切り分けるのに少々苦労しましたが(別皿を頼めばよかったのでは?)、食べても食べても減らないお肉たちに嬉しい悲鳴(笑)肉の旨味と脂がジュワ~と体に沁みました。
スープの方はあっさり風ながらもスパイスがよく感じられ、表面の油で口当たりはまろやかです。辛さに少し強めの筆者でも40辛はちゃんと辛さを感じたので、辛さに弱い方はもっと抑えた方がいいと思います。野菜は熱が通ってても歯ごたえが残ってシャキシャキで、スープと油が絡んで美味。具材がたくさんあるので次何を口に入れるか常に迷ってました(笑)ゆっくり味わいながら無事完食。
大満足です。体重が遥かに上の大谷さんより食べてしまった…(笑)
店内にはオーナーと大谷さんの2ショット写真も飾られてました。羨ましいですね。
余談なんですが、わんぱくメニューを注文するとき最初メニュー名がよくわからず、メニュー写真を指さして「これお願いします」と頼んだんですが、お店の人に「わんぱくメニューですね!」と確認されてちょっと照れました(笑)大人になってわんぱくって、なかなか言われないですからね(笑)
でも大谷選手が笑顔でこれ頼んで「わんぱくメニューですね!」って言われてるの、見てみたいかも(笑)わんぱくが似合うワンパクマン大谷さん(笑)
花巻東高等学校
言わずと知れた菊池雄星選手、大谷翔平選手の母校。ここでの活躍により全国にその名が知れ渡ることとなりました。
見学するときは上のマップの第2駐車場に駐車します。関係者以外校内への立ち入りはできません。
とても立派な高校です!きれいでおしゃれな感じがします。羨ましい…。
垂れ幕ありました~!やはり偉大な先輩の名が掲げられてますね。その間に東京大学に合格した方も掲げられてました。羨ましい(笑)おめでとうございます!文武二刀流の垂れ幕!(笑)
ちなみに垂れ幕が増えるほど教室が薄暗くなるとか…(笑)
入口にサッカー部の生徒がいて、目が合った時爽やかに挨拶してくれました。いきなり来た見知らぬ人なのに素晴らしいですね。こちらも慣れない場所に来てるので、なんだか安心しました。
高校の隣は運動公園となっていて陸上競技場やテニスコートなどあり、とても広いです。今回は見れなかったですが立派そうな花巻球場もあるので、また機会があれば見てみたいです。自転車専用道もあって生徒も移動しやすそうで、素晴らしい環境だと思いました。
さて、ここからあるものを見に校舎の奥の野球部グラウンドへ向かいます。
他校と試合をやってました。元気な掛声が飛び交います。ここでも周りをランニングしてる野球部が、そこそこ離れた距離なのに礼儀正しく挨拶してくれました。素晴らしいです。きちんと挨拶をされると無意識に心の距離が縮まります。すると、その人に好意が向いて応援したくなります。そして、その挨拶の積み重ねがたくさんの人たちからの大きな応援の力となり、強くなる支えとなるんだと思います。また、周囲をよく見て気を配る意識が付いて、それもチーム内の結束や好プレーに結び付くんじゃないかと思います。
見たかったのがこれ!「2021MLB All-Star Game 菊池雄星・大谷翔平選出記念モニュメント」。それぞれ利き手の手形!メジャーリーガーの実寸大の手です。
もちろん、手を合わせました(笑)筆者が手が小さめというのもあるんですが、手首を合わせて両者とも指の第一関節までしか届かなかったです…(笑)やっぱでかい。
大谷選手の身長が193㎝、菊池選手は183㎝(データによっては184㎝)で意外にも約10㎝差もあるんですが、手の大きさはほとんど変わらないように見えました。でも僅かに大谷さんの方が長いかな?
手が大きい、つまり指が長いと投球でかなり有利だと思います。ボールを包み込めるので回転をかけやすいし、フォークボール(もしくはスプリッター)のようにボールを指で挟む時も挟みやすいと思います(筆者が昔ピンポン球を投げて遊んだ時そう感じました)。筆者がフォークの握りをやると、指の間裂けそうになります(笑)しんどいです(笑)近年、エース級のピッチャーが軒並み高身長なのも、こういった理由が一つあるのかもしれません。
バックネット裏でしばし試合観戦して、ぶらりと散歩して高校を後にしました。
JR 新花巻駅
水沢江刺駅と同様、こちらでも展示が無料で見られます。新幹線側の改札口、待合室奥に展示スペースがあります。
すごい、結構広いスペースの大半が野球関連です。
こちらのブース、正式には「花巻市ゆかりのプロ野球選手 展示ブース」と言うようです。菊池選手や大谷選手だけでなく、花巻市にある富士大学出身の外崎選手などの情報やサイン入りユニフォームもありました。
サインボールもあります。何故か大谷さんのだけ黄ばんでる…?(笑)
こちら、デサント社提供の「夢の対決 ピッチャー大谷 対 バッター大谷」人形でございます。大谷ファンなら一度は妄想するであろうシチュエーションを具現化したものでございます(笑)
大谷さん&菊池さんコーナー。大谷さんの雄叫び写真パネルや、菊池さんのサイン入りユニフォーム、スパイク、グローブがありますね。グローブとスパイク、白黒でカッコいいですね…!
上に大谷さんのフルネームサインがあります。大谷さんは絵が上手らしいですが、字もバランスが取れてて上手ですねぇ!
マネキンは大谷さんかな?左のMLBオールスターの時の菊池選手と大谷選手の2ショット写真、最高ですね…!!花巻東のユニフォームを持って、「花巻から世界へ」と書かれています。カッコよすぎる…!同じ学校からメジャーリーグのトップと認められた証であるオールスターゲームに出場して、こんなメッセージを送ってくれるなんて…、先生感激大号泣ですね。
右の金属板は、花巻市に工場がある精密機械メーカーの株式会社ツガワが、2021年リーグMVPを記念して造られた大谷選手のパンチングアートです。洒落てるな~!
それにしてもいろんな大谷グッズがありますね。大谷選手が活躍するたびに地元の人やファンは嬉しくなって、ついその気持ちを形にしちゃうんでしょうね(笑)気持ちわかります!伝説は現在進行中ですから、これから先も数々の作品が生まれてくることでしょう!(予言)
聖地巡礼を終えて
今回、大谷翔平選手の縁の土地を見て回り、素晴らしい環境で爽やかに伸び伸び育ったんだろうな、ということが感じられました。また、地元の人に愛されていることもよくわかりました。
見て回る中で、改めて彼が成し遂げていることの偉大さを実感し、ますます思い入れが強くなりました。同じ時代に生まれ、想像もしなかった偉業をリアルタイムで見られることは本当に幸せに思うし、誇りです。そして、世界中の野球ファンに夢と希望を与えてくれることに感謝です。
これからもプレー内外に関わらず「大谷翔平」という存在が楽しみですし、応援してます。大谷さんの身体能力はとても真似できないですが、その考え方、生き方を学ばせてもらって自分の人生に活かしていきたいです。
次は聖地巡礼ではなく、二刀流伝説を自分の目で確かめる、という夢ができました。いつか直接会える日を楽しみに、これから頑張っていきたいです。
チーム移籍、どうなるんでしょうね~。個人的には思い切り二刀流をやらせてもらえる環境と理解のあるチームがいいなぁ、と思います。それとチームが強いのはもちろん、刺激をもらえる選手がいて、人懐こい雰囲気があるといいのかなぁ。契約額が注目されがちですが、それは二の次でおそらく本人も環境や雰囲気を重要視しているんじゃないかと思います。
それと先日、2回目のリーグMVPを受賞しましたね。しかも満票で!2回の満票MVPは史上初!!シーズン最後1か月くらい試合出られてなかったのに…。スゴスギルヨ、オオタニサン…!!
おそらく、また聖地に記念グッズが現れるのでしょうね。そして、母校にもまた一つ新たな垂れ幕が登場し、また一段と教室が薄暗くなるのでしょう(笑)
それでは!
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